中のマスク着用について書かれたスポーツ庁の見解、および市町村や新聞社のネット記事をまとめました。

追加情報
Jリーグ新シーズン開幕と声出し応援(令和5年1月31日)
2月11日のスーパーカップを皮切りに、定員の100%まで観客を入れ、声出し応援ができるようになりました。
参考:NHK WEBサイト「Jリーグ 声出し応援『社会が元に戻っていく一助に』チェアマン」
環境省・厚労省リーフレット「新しい生活様式を健康に」(令和4年6月10日)
熱中症にならないために、人との距離が保てている場合は積極的に「マスクを外しましょう」と書かれています。
厚労大臣、特定の条件下でマスク着用の必要はない(令和4年5月24日)
昨日の後藤厚労大臣の記者会見で「距離が保てる場合や会話がほとんどない場合は、マスクの着用の必要はない」と発表されました。
参考:NHK WEBサイト「特設サイト 新型コロナウイルス」
「距離が保てる」とは、具体的には「2メートル以上」だとのことです。すでに一部の県では、昨年ごろより同様のことがアナウンスされていたりします。換気や会話の有無や他人との距離など、対策の内容自体は変わっていません。
今回、目新しいことは、「着用の必要がない」状況を明確にしたことです。マスクを「する」だけではなく、マスクを「はずす」という見解は、大きな一歩ではないでしょうか。
健康と安全を第一に
スポーツ庁は次のように発表しています。学校の体育の授業では「十分な呼吸ができなくなるリスクや熱中症によるリスク」を回避するため「マスクの着用は必要ありません」。
ただし、「児童生徒の間隔を十分に確保」など、マスク以外で対策を講じることが必要であると述べています。
スポーツ庁
「学校の体育の授業におけるマスク着用の必要性について」
マスクを外すのと対策をセットで
悩みながらも対策を呼びかける自治体の姿が垣間見えます。鳥取県では「熱中症予防対策を優先」し「マスクを外し、人と人との距離を2m以上空ける」などの対策を促しています。
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安全基準の混乱
体育や部活で「着用を希望するお子さんについては、着用して授業に参加させます。」運動時のマスク着用と感染防止の両立の難しさがひしひしと伝わってきます。
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スポーツと医学の二つの視点

同志社大学スポーツ健康科学部教授・同志社大学スポーツ医科学研究センター長の石井好二郎氏のコメントは、スポーツと医学の二つの視点から述べられていて新鮮です。
例えば、手でボールを扱う競技はボールをこまめに交換すること。運動後は鍛えていても免疫が下がるため、練習後やロッカールームでは感染リスクが高まることを意識的すること、などなど。
4yerars.
部活動再開、屋外練習でマスクは着用すべき?専門家が共同声明で「推奨しない」
以上、体育や部活で運動をするときのマスク着用についてでした。
熱中症対策に十分な水分補給をするためのスポーツ専用ボトル
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